教育員住岡さん
令和7年10月31日(金)、中種子町立岩岡小学校で、中種子町教育員住岡さんによるビーチコーミングで拾った材料でスノードーム作り体験が行われました。
今回の活動は、住岡さんが30年前から長浜海岸を歩き回って拾い集めた材料を使って、子供たちがスノードームを作る体験です。そして、ビーチコーミングのことも学びました。
その活動の模様を写真と動画を掲載しています。
中種子町の教育員の住岡さんです。住岡さんは、野間にお住まいで、30年前から長浜海岸を歩き回り、たくさんのものを拾い続けています。今回は、拾ったものを利用してスノードーム作りをします。写真1枚目です。
住岡さんがビーチコーミングを始めたきっかけは、海岸で緑のビンを拾ってどこから流れ着いたか知りたくなって興味を持つようになったそうです。海岸には、大きなクジラなども流れ着くこともあります。写真は、魚体から出てきたビニール袋です。写真2枚目です。
魚体から出てきたビニール
マイクロプラスチックのこと
写真3枚目は、海洋ごみの中で注目されているのがマイクロプラスチックゴミですね。種子島の海岸もそうですが、どこの海岸もゴミだらけです。それもなかなか分解されないプラスティックのゴミです。これが粉々になって、マイクロプラスチックになるわけエス。そして、いつかは、我々の体内に侵入します。
写真4枚目は、最近の傾向として、写真のような緑色をしたごみが多くなっているそうです。これは、人工芝です。家庭でも学校でも足ふきとして、どこにも設置されていますよね。靴底はきれいになっても海は汚れる一方ですね。
人工芝のゴミ
土台となるキャップを選ぶ
写真5枚目は、蓋のついた透明のビンの中にデザインします。蓋の裏にキャップを接着剤で固定して土台を作ります。そのキャップなどを選んでいる状況です。
写真6枚目は、土台となるキャップを固定するためにグルーガンで接着剤をつけている作業です。グルーガンは、プラスティックを高温で熱して接着させるものです。ボンドよりかは強度はないとされますが、早く固まるのが特徴とされます。、
グルーガンで接着する!
拾い集めた貝殻など
写真7枚目は、海岸で拾い集めた貝殻やサンゴなどです。そして、ロープの細かいものも使います。
写真8枚目は、蓋の裏側に土台を固定してそれにデザインします。すでに出来上がっているんでしょうか。シンプルに作り上げていましたね。
蓋の裏にデザインする
びんの中に入ったか確認する
写真9枚目は、土台の上にデザインしたものをビンの中に入れて確認しています。シンプルなほど飽きが来なくていいようですよ。
写真10枚目は、びんの中にラメ、ビーズなどを入れます。最後に液状の洗濯糊を7分目入れ、水を入れてふたを閉めれば完成です。
液状の洗濯糊を入れる
スノードームが完成!
海岸で拾ったものがきれいによみがえりました。いろいろ工夫すれば、ごみの再利用にもなります。とにかく、海を汚さないことが大事ですね。いつかは、小さなごみが私たちに帰ってきます。大変立派に出来上がっていました。写真11枚目です。
ウミガメ放流や留学制度については、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
2025年(令和7年)10月31日(金)、中種子町立岩岡小学校で行われた中種子町の教育員住岡さんによるビーチコーミングのこと、それを利用してスノードーム作りの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、海洋ごみのこと、種子島に漂着したのゴミのこと、マイクロプラスチックのこと、海流のこと、ビーチコーミングによって生まれた交流の紹介、スノードーム作りの様子、完成したスノードーム、児童の感想発表、お礼のあいさつの模様を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校ビーチコーミングで拾った材料で作るスノードーム作り体験!】
動画の二次元コードはこちら
